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2008年03月17日
生きるってことを
サワディーカップ
…
部屋が少しずつ片付いてきました。
…
流浪の学生miyaでございます。
…
今日も海の話を少し
今回の旅でのダイビングを通し、海の美しさ、すばらしさを改めて知ったような気がしました。
しかし、そんな喜びの部分とは正反対の部分も知りました。
正反対の部分とは…
生き物たちの生の喜びの反対、死の悲しみの部分です。
↓
サンゴの上に静かに横たわる一匹の魚、その場所で生きていたのか、はたまたどこからか流れ着いたのかは定かではない。
その場所で横たわるという結果が、何か不慮の事故によるものではなく、何かを達成した結果そこに横たわる場所を見つけたというような、いずれにしてもかなしいけれど、そうであってほしいと思ってしまう。
ちょっと衝撃的だったもの
↓
世界最大級のヤドカリであるコモンヤドカリ、その巨体で覆いかぶさるかのように、一匹の魚を食べていた。
飲み屋で頼むほっけを想像させるかのような食べ方、骨、皮をうまく取り除き肉を口に運ぶ。人間の箸使いのようだ。
食うもの食われるものがいて生きるという事は成り立っているのだと思う。
…
死の悲しい側面だけではなく、生の喜びの部分も見つめた。
↓
何かに使われていた箱なのだろうか、砂地に落ちていた人工物。普段人間の営みがないところで人工物を発見するとちょっとドキドキしてしまう。
そんな気持ちで中をのぞいてみた。
↓
無数の白く丸いものが確認できる。
実はこれ、イカの卵らしい。ここだ!!と思って産みつけたのだろうか。
ここから新しい命が生まれる。
それともう一つ。
↓
トウアカクマノミという種類のクマノミ。イソギンチャクに隠れながら生活している。イソギンチャクを出入りする姿や泳ぐ姿はとても愛くるしくかわいい。ディズニー映画の題材になったのもうなづける。
そんなトウアカクマノミが一生懸命卵を守っていた。
↓
クマノミの下にある黒いものが卵のあつまりである。
クマノミの生態というのはとても面白い。
その集まりの中で一番体の大きな個体がメスになり、次に大きい個体がオスになる。それ以外の個体には性別がない。メスになれるかどうか、オスになれるかどうかにはドラマがあるようである。
例えば、三番目に大きな個体が二番目に大きい個体をいじめる。二番目に大きな個体はストレスによって成長が止まる。それによって三番目に大きな個体がオスになったりという事があるらしい。
上に上り詰めるためにいろいろと策を練るというのは何だか人間にも似通った部分があると思う。
もしかしたらそこにあった卵はそんなドラマを経て産み落とされたものなのかもしれない。そこから生まれる新しい命にもまた、それぞれのドラマがあるのかもしれない。
…
生きている中で、最も喜ばしいこと、それは愛する人、好きな人と一緒にいられる事ではないだろうか。
↓
砂地で二匹のウミウシと出会った。
ホソハスエラウミウシという種類のウミウシだ。
ウミウシはよくわからないと思われる方もいらっしゃると思われるが、これらは貝の仲間だ。進化の過程で貝の部分がなくなってしまったのだろう。模様や色がきれいなものもいるので、女性ダイバーや小物が好きなダイバーには人気があり、好まれるいきものである。
このウミウシ、視覚や聴覚を感じない。
この二匹は、お互いのぬくもりをたよりにして、寄り添い歩いているのだろう。
どんな生き物でも、愛する人がそばにいること、寄り添って歩いてくれる存在がある事は、うれしい事なのかもしれない。
…
今日はこんな感じです。
最後に一枚
↓
この中に魚がいます。
うまく擬態してるようで、できてないような、お尻が隠れきれてませんからね(笑)
とてもかわいらしいやつです。
…
海にいると、いろんな事に気がつきます。
生きてる気がします。
そんな海が大好きです。
それじゃまた。
…
部屋が少しずつ片付いてきました。
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流浪の学生miyaでございます。
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今日も海の話を少し
今回の旅でのダイビングを通し、海の美しさ、すばらしさを改めて知ったような気がしました。
しかし、そんな喜びの部分とは正反対の部分も知りました。
正反対の部分とは…
生き物たちの生の喜びの反対、死の悲しみの部分です。
↓
サンゴの上に静かに横たわる一匹の魚、その場所で生きていたのか、はたまたどこからか流れ着いたのかは定かではない。
その場所で横たわるという結果が、何か不慮の事故によるものではなく、何かを達成した結果そこに横たわる場所を見つけたというような、いずれにしてもかなしいけれど、そうであってほしいと思ってしまう。
ちょっと衝撃的だったもの
↓
世界最大級のヤドカリであるコモンヤドカリ、その巨体で覆いかぶさるかのように、一匹の魚を食べていた。
飲み屋で頼むほっけを想像させるかのような食べ方、骨、皮をうまく取り除き肉を口に運ぶ。人間の箸使いのようだ。
食うもの食われるものがいて生きるという事は成り立っているのだと思う。
…
死の悲しい側面だけではなく、生の喜びの部分も見つめた。
↓
何かに使われていた箱なのだろうか、砂地に落ちていた人工物。普段人間の営みがないところで人工物を発見するとちょっとドキドキしてしまう。
そんな気持ちで中をのぞいてみた。
↓
無数の白く丸いものが確認できる。
実はこれ、イカの卵らしい。ここだ!!と思って産みつけたのだろうか。
ここから新しい命が生まれる。
それともう一つ。
↓
トウアカクマノミという種類のクマノミ。イソギンチャクに隠れながら生活している。イソギンチャクを出入りする姿や泳ぐ姿はとても愛くるしくかわいい。ディズニー映画の題材になったのもうなづける。
そんなトウアカクマノミが一生懸命卵を守っていた。
↓
クマノミの下にある黒いものが卵のあつまりである。
クマノミの生態というのはとても面白い。
その集まりの中で一番体の大きな個体がメスになり、次に大きい個体がオスになる。それ以外の個体には性別がない。メスになれるかどうか、オスになれるかどうかにはドラマがあるようである。
例えば、三番目に大きな個体が二番目に大きい個体をいじめる。二番目に大きな個体はストレスによって成長が止まる。それによって三番目に大きな個体がオスになったりという事があるらしい。
上に上り詰めるためにいろいろと策を練るというのは何だか人間にも似通った部分があると思う。
もしかしたらそこにあった卵はそんなドラマを経て産み落とされたものなのかもしれない。そこから生まれる新しい命にもまた、それぞれのドラマがあるのかもしれない。
…
生きている中で、最も喜ばしいこと、それは愛する人、好きな人と一緒にいられる事ではないだろうか。
↓
砂地で二匹のウミウシと出会った。
ホソハスエラウミウシという種類のウミウシだ。
ウミウシはよくわからないと思われる方もいらっしゃると思われるが、これらは貝の仲間だ。進化の過程で貝の部分がなくなってしまったのだろう。模様や色がきれいなものもいるので、女性ダイバーや小物が好きなダイバーには人気があり、好まれるいきものである。
このウミウシ、視覚や聴覚を感じない。
この二匹は、お互いのぬくもりをたよりにして、寄り添い歩いているのだろう。
どんな生き物でも、愛する人がそばにいること、寄り添って歩いてくれる存在がある事は、うれしい事なのかもしれない。
…
今日はこんな感じです。
最後に一枚
↓
この中に魚がいます。
うまく擬態してるようで、できてないような、お尻が隠れきれてませんからね(笑)
とてもかわいらしいやつです。
…
海にいると、いろんな事に気がつきます。
生きてる気がします。
そんな海が大好きです。
それじゃまた。
Posted by miya0171 at 00:40│Comments(0)